安価か高値では決められない注文住宅に関する費用

夢の設計費やこだわり材料等はこの費用

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設計料は各依頼先で変わる

設計先をどこに依頼するかによって費用に違いが出るようです。
先ずハウスメーカーに依頼する場合、会社にもよりますが、設計費等は含まれた費用と考えていいようです。
色々と注文をしたのに何故?と思うでしょうが、基本的にはハウスメーカーの注文住宅の土台は、既にある程度設計された建物で、変更を依頼しても違う設計済みのパーツを取り入れる等の行為が多い為、設計費が特別かかっていない事にあります。

工務店へ依頼する場合、設計費は平均的に建築費の2~5パーセントほど計上するようです。
これに、実際に設計通りに建築がなされているかどうかの建築監理料が含まれているか確認することをお勧めします。

設計事務所の場合には、事務所の実績や工法等によって大分バラつきがありますが、建築総額の8~25パーセント程度のようです。
設計費3パーセントという場合は、建築監理費は他者に依頼している場合がほとんどですので、これも確認が必要です。

実に様々な工事費用

この費用については、実に一言では言えず、一番変化する費用である。

建築材料は、木造が一番安価で、鉄骨、鉄筋と高くなる。
施工方法も同じく、施工方法により使用する材料や量が変化してくる為、ここは設計する場合に十分に相談しておくべきポイントだと思います。
実際、近年の大規模災害等が発生してからというもの、耐震構造に重点を置いた工法及び設計が主流となることが多く、目に見えない工事費がかかる場合も少なくないと思われます。

また、水回り部分の工事費用は使われる素材や配管等の工夫によっても大分変化しますし、この部分の床面積や設置面積等でも費用が変化します。

このように考えると、よく広告等で見かける坪単価あたりの価格に関しては、注文住宅で行う場合には、あってないようなものかもしれません。