安価か高値では決められない注文住宅に関する費用

優劣はつけられない、生活やこだわりで考える住宅購入

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土地と建物の費用比重や土地形状

日本は土地が狭く、住宅に適した環境はそこから更に減少する為、結果土地購入代金は高くなります。
しかし、住宅購入にかかる費用の予算は大幅に増加できるというケースは少ないのではないでしょうか。
土地と建物の購入費用比率に関し、日本の国土が狭いことでも申しましたが土地は財産の一つでした。
よって、過去には土地購入に費用をおき、それほど費用のかからない家を建築した時期もありました。
また、日本は地震が多く、木造建築から火事等の発生で建物火災が頻発することから建物に対する価値は低くく見られていたことも確かです。
現在は、人口減少により土地購入する人が減少し続けること、技術の進歩等により耐震性・防火性の優れた住宅がある事等を考えると、昔の価値観で土地と建物の購入比率を考え事は疑問です。

また、土地の購入は正方形に近い方が今後の建築費を低く抑えることが可能です。

意外と盲点な解体工事費

既に建物が土地に、自身の住宅を建てようとする場合は解体工事費用も掛かります。
全国的に一律の解体費用でないことはご理解いただけると思いますが、首都圏や大都市では当然費用がかさみます。
坪単価あたりで決まりますが、一坪3万円から6万円程を考えていただければいいかと思います。
これは、建物も素材でも違ってきます。
木造、鉄骨、鉄筋と解体費用は高くなりますので、住宅建築予定の土地に建っている建物をよくお調べになり、解体業者とご相談下さい。

また、これはあくまでも建物そのものの解体費用であり、その他浸透桝や庭やフェンス等は別料金とお考えください。
更にその解体する土地までの道路条件や道路・土地の広さにも解体費用は左右されます。
重機やトラック等が入りやすい土地であれば、解体等も比較的安価になるでしょうが、人海戦術でしかできない場合は人件費がかさみます。